トヨタ・100系ハイエースの内外装・エクステリア装備の故障解説。
ハイエースワールドの展示場の車はもとより、入庫してきた100系ハイエースの大半がこの病気にかかっている。
特に平成8年9月〜平成11年8月までの中期は全て、ヘッドライト及びウインカーレンズに水滴曇りが生じ、ひどい物になると完全に水が溜まっている物もある。

原因はライトレンズと内側のプラスティック部の何処かからの水の浸入だろう。トヨタディーラーにて新品交換しても、同じ現象が起きてしまう。(メーカーにてのクレームはききません)

治療対策としては、軽度の物は夜間ライト点灯走行にて消えるが、ひどいものは、一度外してヘヤドライヤー等でしっかりと乾燥させた後、ライトカバーとプラスティック部の繋ぎ目にクリアーコーティング剤を入れて対応する必要がある。

後期型もごくマレに起きるようだが、同方法による対応か、保証期間内は、ディーラーでの新品交換となる。
ハイエースワールドでは納車時全車に治療対策を施しての納車にしているので安心だ。
■100系ハイエースの故障