トヨタ・100系ハイエースの内外装・エクステリア装備の故障解説。
100系ハイエースは、ウィンドウの動きの悪さと気になる風きり音も、その設計の古さが物語るトラブルポイント。
これは、ウィンドーレギュレーターと呼ばれる「パンタグラフ」のような、ウィンドウガラスを上下させる骨組みのガタにより、上下動ができなくなるトラブル病。
この病気は幸いにして急に起る病気ではなく、事前にウィンドウを上げる際に動きが必ず悪くなる症状が出るため、トラブル予防が可能でなる。
また、ガラスを両手で挟んで左右に動かすとガタつきが出るようになる。
このような時に、走行時に耳元で気になる風きり音が出る。
これも事前信号である。

治療対策法は、ウィンドウレギュレーターのネジの締め付けで直る場合と、そのものの交換が必要な場合がある、ウィンドウレギュレーターの故障トラブルは滅多にない。

日々の手入れとしては洗車時に写真のように、ドアのガラスが通る溝の部分にグリスUPしておくと、動きが俄然良くなり、レギュレーターへの負担が軽減される。

■100系ハイエースの故障