トヨタ・100系ハイエースのショック足回りの故障解説。
スタビライザーとは、車がコーナリング時に生じる遠心力による外振れを防止する為に役に立つ鉄製のバーのことで、ボディとの間に強化ゴムを使って取り付けられている。その強化ゴム(5cm前後)のことをスタビブッシュと呼んでいる。

前後の足回りに2個ずつと、付随して数個ある(100系ハイエースの2WDと4WDは型状が違う)のだが、このスタビブッシュが硬化して癖がついてしまうと、スタビライザーが動いた時に、キューキューという音を出してパイロットの耳に飛び込んでくる症状。

ズバリ、パイロットの乗り方にも関係あるが、4〜5万kmもしくは距離に関係なく5年間に1度は交換してあげたい。

乗り心地を優しくする小さなコダワリ部品。
治療は(フロントスタビブッシュ交換2個、リア部スタビブッシュ交換4個)

■100系ハイエースの故障