トヨタ・100系ハイエースの内外装・エクステリア装備の故障解説。
100系ハイエースの運転席・助手席を開けると、ゴムカバーで覆われている3cm程度のスイッチがあるのだが、これは半ドアを警告するスイッチで、この部分の劣化とドアのあたり具合が悪いと、ルームランプが点灯/消灯を繰り返すようになる。
特に夜間走行、パイロットの運転集中能力をも妨げる重大な問題になりかねない。

治療に至っては簡単で、メカニックやバン鈑金屋の手に掛かり、ドアのあたり具合を調節すれば治る場合と、スイッチを交換する場合がある。

事前の予防対策としては、ドアのガラスの縁部を手の平で押してみて、ルームランプが点灯しないか、耳元で風きり音がしないか等でチェックができる。半ドアスイッチに薄いワッシャーを入れるのも効果的だ!!

サイドスライドドアの接触不良は、ルームランプの点灯や風切り等だけではすまずに、イージークロージャー(自動閉機能)の不良に繋がる病気です。
原因は大半がイージークロージャー部のマグネットスイッチ(4本のピンがある)に、何かしらの物をぶつけてしまい、怪我をさせた場合によりものである。
治療対策としては、曲がったピンを調節して直る場合が大半だが、その物を交換するには、少し痛手の出費となるため、後部座席への乗り降りには注意しよう。
■100系ハイエースの故障